プロジェクト参照の手順
関連項目
別プロジェクトの XML ファイルのアーティファクトを使用するには、プロジェクトをプロジェクト参照としてソースプロジェクトに追加します。たとえば、BPEL モジュールプロジェクトで、Java アプリケーションプロジェクトにある XML スキーマまたは WSDL ファイルなどの XML ファイルからアーティファクトを使用する場合、Java アプリケーションプロジェクトをプロジェクト参照としてソースプロジェクト (この例では BPEL モジュールプロジェクト) に追加する必要があります。
場合によって、プロジェクト内のプロジェクト参照を変更する必要があることもあります。この状況は、新しいプロジェクトから XML ファイルのアーティファクトを使用可能にするために、あるプロジェクトから別のプロジェクトへの依存関係を変更する必要がある場合に発生することがあります。この場合、古いプロジェクト参照を削除し、新しいプロジェクト参照を追加して、新しいプロジェクトから XML ファイルアーティファクトを使用できるようにします。
プロジェクト参照の追加
プロジェクト参照を追加する
- 「プロジェクト」ウィンドウで、プロジェクト参照を追加するプロジェクトのプロジェクトノードを選択します。
- ノードを右クリックし、「プロパティー」を選択します。
「プロジェクトプロパティー」ダイアログが開きます。
- 「カテゴリ」リストで「プロジェクト 参照」ノードを選択します。
ダイアログの右側のパネルに「プロジェクト参照」ボックスが含まれます。
- 「プロジェクトを追加」ボタンをクリックします。
「プロジェクトを追加」ダイアログが表示されます。
- プロジェクト参照として追加するプロジェクトに移動して選択し、「プロジェクトを追加」をクリックします。
注: 選択できるのは、BPEL モジュールプロジェクト、XSLT モジュールプロジェクト、SQL モジュールプロジェクト、Web アプリケーションプロジェクト、EJB モジュールプロジェクト、および Java アプリケーションプロジェクトのみです。
「プロジェクトプロパティー」ダイアログの「プロジェクト参照」ボックスに、選択したプロジェクトの名前が含まれます。
- 「了解」をクリックして、「プロジェクトプロパティー」ダイアログを閉じます。
循環参照
参照が循環しないかぎり、複数のプロジェクトをプロジェクト参照としてソースプロジェクトに追加できます。
たとえば、BPEL-1 という BPEL プロジェクト、BluePrint-1 というサンプル SOA BluePrint プロジェクト、および WebApp-1 という Web アプリケーションプロジェクトの 3 つのプロジェクトがあるとします。
ここで、次のプロジェクト参照を追加するとします。
- BluePrint-1 に WebApp-1 をプロジェクト参照として追加します。
- BPEL-1 に BluePrint-1 とWebApp-1 をプロジェクト参照として追加します。
前述のように、プロジェクト参照を追加したあと、BluePrint-1 プロジェクトに BPEL-1 をプロジェクト参照として追加しようとしても、これは循環参照になるため追加できません。BluePrint-1 プロジェクトは、すでに BPEL-1 プロジェクトにプロジェクト参照として存在しています。
プロジェクト参照の削除
プロジェクト参照を削除する場合、削除対象のプロジェクト内のファイルに参照があるかどうかの警告が出されます。
プロジェクト参照を削除する
- 「プロジェクト」ウィンドウで、プロジェクト参照を削除するプロジェクトのプロジェクトノードを選択します。
- ノードを右クリックし、「プロパティー」を選択します。
「プロジェクトプロパティー」ダイアログが開きます。
- 「カテゴリ」リストで「プロジェクト 参照」ノードを選択します。
ダイアログの右側のパネルに「プロジェクト参照」ボックスとプロジェクト参照の一覧が表示されます。
- 「プロジェクト参照」ボックスで、削除する参照を選択して「削除」をクリックします。
このプロジェクトのファイルへの参照がある場合は警告が表示され、プロジェクト参照の削除の確認を行う必要があります。
- 警告ダイアログが開いたら、「はい」をクリックしてプロジェクト参照を削除します。
プロジェクト参照を削除したら、「プロジェクトプロパティー」ダイアログの「XML カタログ」ノードを使用して、外部アーティファクトの参照によって作成された XML カタログエントリを削除します。
XML カタログエントリを削除する
- 「プロジェクト」ウィンドウで、プロジェクトのプロジェクトノードを選択します。
- ノードを右クリックし、「プロパティー」を選択します。
「プロジェクトプロパティー」ダイアログが開きます。
- 「プロジェクトプロパティー」ダイアログの「カテゴリ」リストで「XML カタログ」ノードを選択します。
- 「XML カタログのエントリ」の下で、削除するエントリを選択し、「削除」をクリックします。
- 関連項目
- クロスプロジェクト XML ファイル参照について
- クロスプロジェクト XML ファイル参照の使用
- キャッシュされた XML ファイル参照の更新
著作権と商標について