3 層モバイル Web サービスクライアントの作成

関連項目

「モバイルクライアントから Web アプリケーションへの接続」ジェネレータを使用すると、MIDlet と Web サービスとの通信を可能にする、MIDP クライアント、サーブレット、およびサポートファイルを作成できます。この種の接続では、3 つの「層」が使用されます。つまり、クライアント、サーブレットを含むWeb アプリケーション、およびサーバーです。クライアントは、独自の通信プロトコルを使用して、生成されたミドルウェアサーブレットと通信します。サーブレットとサーバーは、標準の SOAP (Simple Object Access Protocol) メッセージを使用して通信します。

Web サービスアプリケーションと通信するモバイルクライアントを作成する

  1. プロジェクトノードを右クリックして (または、Hello MIDlet アプリケーション以外の新しい モバイルアプリケーションプロジェクト を作成して)、「新規ファイル/フォルダ」を選択します。
  2. 「新規ファイル」ウィザードで、「カテゴリ」の下の「MIDP」を選択します。「ファイルの種類」から「モバイルクライアントから Web アプリケーションへの接続」を選択します。
  3. 「サーブレットとクライアントの種類」ページで、使用する Web アプリケーションを選択します (複数の Web アプリケーションがある場合)。
    ドロップダウンメニューには、開かれているすべての Web アプリケーションが含まれます。使用する Web アプリケーションが含まれていない場合は、「Web プロジェクトを開く」を選択し、開くプロジェクトフォルダに移動して選択します。
  4. 生成されるサーブレットの名前を入力し、ドロップダウンメニューからサーブレットの場所とパッケージを選択します。
  5. モバイルクライアントが Web アプリケーション内のメソッドまたは Web サービスクライアントのどちら経由で接続するかを指定します。「次へ」をクリックします。
  6. 「Web アプリケーション内のメソッド」を選択した場合は、「Web プロジェクト内のメソッド」ページが表示されます。
    「Web アプリケーション内の Web サービスクライアント」を選択した場合は、「Web サービスオペレーション」ページが表示されます。
  7. 「次へ」をクリックします。

  8. 続いて、次の生成オプションのいずれかを選択します。
  9. 「完了」ボタンをクリックします。
    エディタに設定ファイルが表示されます。バックグラウンドでクライアントスタブが生成されます。
  10. サーバーアプリケーションを構築して配備します。Web プロジェクト内に新しいファイルが作成されています。
  11. サーバーアプリケーションを配備すると、モバイルプロジェクトを実行し、生成されたクライアントをテストできます。
関連項目
MIDP クライアント/サーバーアプリケーションの作成
Java ME Web サービスクライアントファイルの更新
 

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