MIDlet スイートに署名を付けることによって、MIDP デバイスは MIDlet の整合性と配布元の妥当性を検査することができます。保護されている API へのアプリケーションのアクセスを許可する前に、MIDP デバイスは署名情報を使用して、そのソースと妥当性を検査します。MIDlet スイートに署名を付けるには、次の 鍵ペア を作成します。
各証明書には、 セキュリティードメイン を指定します。妥当性の検査が終えると、その MIDlet スイートは、保護された API で、そのセキュリティードメインが許可した API のすべてにアクセスすることができます。
使用可能なセキュリティードメインはデバイスごとに異なりますが、IDE およびデフォルトのエミュレータプラットフォームの Sun Java Wireless Toolkit では、次のセキュリティードメインをサポートしています。
MIDlet スイートには、次の方法で署名を付けることができます。
このあとで、各エミュレータに証明書をエクスポートし、そのセキュリティードメインを設定する必要があります。
Java ME セキュリティー機能についての詳細は、MIDP 2.0 仕様 の「Security for MIDP Applications and Trusted MIDlet Suites using X.509 PKI」を参照してください。この仕様は、次の場所からダウンロードできます。