「新規 モバイルデザイナのコンポーネント」ウィザード
関連項目
「新規 モバイルデザイナのコンポーネント」ウィザードを使用して、ブランドを示すスプラッシュ画面コンポーネントなどの新しいカスタムコンポーネントをビジュアルモバイルデザイナのパレットに追加するために必要なすべての要素を作成します。このページはこのウィザードの最後のページです。
このページでは、次を指定します。
- 作成するクライアントの名前と場所。
- クライアントに生成するコードのタイプ。
- オプションを変更してクライアントとサーブレットのファイルを生成し直す場合、このウィザードでこれらのファイルを作成し直す必要はありません。設定ファイルをクリックして、オプションを変更することで、ファイルを再生成できます。
生成するサーブレットの名前と場所を指定するには、次のフィールドに情報を入力します。
- クライアント名。 生成されるクライアントファイルの名前。
- パッケージ。 クラスを入れるパッケージ。
続いて、次のオプションの選択を行います。
- スタブを生成。エクスポートされるサービスごとに、クライアント側にスタブ (クライアント側プロキシ) メソッドを生成します。メソッド名はクラス名に反映されます。たとえば HelloService を使用して sayHello() メソッドがエクスポートされます。生成されたスタブメソッドは、クライアントに example_HelloService_ () というメソッドを作成します。このオプションが選択されていない場合、クライアントにはメソッドが 1 つだけ生成されます。
- グループ化された呼び出しを生成。1 回の HTTP 要求と応答でサーバー側サービスを複数回呼び出せるようにする追加コードを生成します。「スタブメソッドを生成」オプションを選択し、同時にこのオプションも選択すると、エクスポートされるサービスごとに、生成されたメソッドがクライアント側に作成されます。このスタブメソッド名の末尾は「 Grouped 」になります。たとえば HelloService を使用して sayHello() メソッドがエクスポートされます。生成されたスタブメソッドは、
クライアント側に example_HelloService_sayHelloGrouped() というメソッドを作成します。
このオプションを選択すると、グループ化された複数の呼び出しが行われ、クライアントクラス側の getGroupedResults() メソッドが呼び出されたあとで、サーバーが呼び出されます。1 回の HTTP 要求または応答ですべてのメソッド呼び出しが起動されます。メソッドは呼び出された順に起動されます。結果は列挙オブジェクトで返されます。
サーバー呼び出しで例外が発生した場合、 getGroupedResults() を呼び出したときにその例外はスローされます。グループ化呼び出しのシーケンスで例外がスローされると、その例外のあとの呼び出しは処理されません。
- 浮動小数点を許可。 float および double データ型を有効にします。
- トレースコードを生成。 リモート呼び出しの実行中に、実行時情報を提供するトレースコードを生成します。クライアントトレース出力は、MIDP 実装標準出力に送られます。サーバートレース出力は、サーバーログファイルに保存されます。クライアントとサーバーの間に接続上の問題が発生した場合は、このオプションを有効にして、クライアントおよびサーバートレースコードのバージョンを複数生成し、作業に役立ててください。
- Web サービスに接続するためのサンプル MIDlet を作成する場合は、「サンプル MIDlet を作成」を選択します。
「完了」をクリックすると、次が生成されます。
- Java ME クライアントクラス
- サーブレットおよびサポートするクラス
- サーバーおよび Java ME クライアントクラスの再生成に使用可能な xml 形式の設定ファイル。
- 検査および変更可能な MIDlet (任意)
関連項目
- MIDP アプリケーションのグラフィカルなデザインについて
著作権と商標について