Java ME プロジェクトのインポート

関連項目

Java ME MIDP プロジェクトのインポートに使用できるプロジェクトテンプレートは 4 つあります。

Sun Java Wireless Toolkit プロジェクトをインポートする

  1. 「ファイル」>「新規プロジェクト」を選択します。
  2. 「カテゴリ」から「Java ME」を選択します。「プロジェクト」で「Wireless Toolkit プロジェクトのインポート」を選択して、「次へ」をクリックします。
  3. 「WTK プロジェクトを指定」プロジェクトページで、インポートするプロジェクトを参照して選択します。「次へ」をクリックします。
  4. 「名前と場所」ページで新しいプロジェクト用のホームと場所を選択します。主プロジェクトにする場合は、「主プロジェクトとして設定」チェックボックスを選択されているまま残して、「次へ」をクリックします。
  5. 「デフォルトプラットフォームの選択」ページで、プロジェクトのコンパイルと実行に IDE が使用するエミュレータプラットフォームを設定し、「完了」をクリックします。
  6. プロジェクトをテストするには、「プロジェクト」タブでそのプロジェクトのノードを右クリックし、「プロジェクトを実行」を選択します。

既存の MIDP ソースから Java ME プロジェクトをインポートする

  1. 「ファイル」>「新規プロジェクト」を選択します。
  2. 「カテゴリ」から「Java ME」を選択します。「プロジェクト」で「既存の MIDP ソースを使用したモバイルプロジェクト」を選択し、「次へ」をクリックします。
  3. ソースを指定」ページで、インポートするソースコードおよび .jad ファイルがあるソースディレクトリを探して指定し、「次へ」をクリックします。
  4. 「名前と場所」ページで、作成する NetBeans プロジェクトの新しい名前と場所を定義し、「次へ」をクリックします。
  5. 「プラットフォームの選択」ページで、プロジェクトを実行するときにデバイスパフォーマンスをエミュレートするプラットフォームエミュレータを選択します。「完了」をクリックします。

Antenna プロジェクトをインポートする

NetBeans の Java ME プリプロセッサは Antenna プリプロセッサとほぼ完全な互換性があるため、Antenna プロジェクトをインポートした場合、元のプロジェクトの前処理コードをそのまま使用できます。

Antenna プロジェクトをインポートするには、次の手順に従います。

  1. 新しいプロジェクトを作成します。
    1. 「ファイル」>「新規プロジェクト」(Ctrl-Shift-N) を選択します。
    2. 「カテゴリ」から「Java ME」を選択します。「プロジェクト」で「既存の MIDP ソースを使用したモバイルプロジェクト」を選択し、「次へ」をクリックします。
    3. 「MIDP ソースを指定」ページで、インポートするソースコードと .jad ファイル (任意) がある、ソースディレクトリを探します。
    4. 「次へ」をクリックします。「名前と場所」ページで、作成する NetBeans プロジェクトの新しい名前と場所を定義し、「完了」をクリックします。
  2. 元のプロジェクトの一覧に含まれる各シンボル (モバイルデバイス) ごとに、プロジェクト構成を作成します。たとえば、 build.xml ファイルに次の行があると仮定します。
    <wtkpreprocess srcdir="src" destdir="src_colorphone" symbols="colorphone,JSR185,JSR172," verbose="true"/>
    この場合は、シンボル (モバイルデバイス) 「colorphone」用の構成を作成します。
    1. 「プロジェクト」ビューで、プロジェクトのノードを右クリックし、ポップアップメニューから「プロパティー」を選択します。
    2. 「構成を管理」ボタンをクリックします。
      プロジェクト構成マネージャーが開きます。
    3. 「追加」ボタンをクリックします。
      「プロジェクト構成の追加」ダイアログが開きます。
    4. build.xml ファイルに示されていたシンボル (モバイルデバイス) の名前を追加します。この例では、「colorphone」です。シンボルの名前が正確に一致していることを確認します。「了解」をクリックして構成を作成します。
    5. 必要に応じて手順を繰り返します。
  3. 構成ごとに アビリティー を追加します。
    1. 「プロパティー」ウィンドウの「カテゴリ」で、「アビリティー」ノードをクリックします。
    2. 「"DefaultConfiguration" の値を使用」チェックボックスを選択解除します。
    3. 「追加」ボタンをクリックし、 build.xml ファイルに示された非デバイスシンボルに対応するアビリティーを追加します。
      たとえば構成が colorphone で、build.xml ファイルに次のコードがあると仮定します。
      <wtkpreprocess srcdir="src" destdir="src_colorphone" symbols="colorphone,JSR185,JSR172," verbose="true"/>
      この場合は、JSR185 および JSR172 用のアビリティを追加します。
    4. インポートしたばかりのアンテナソースに関係ない、不要なアビリティーを削除します。

これで、IDE でアプリケーションの構築と実行ができるようになります。

Mobility Pack for CDC 5.5 で作成したプロジェクトをインポートする

Sun Java Toolkit for CDC で作成したプロジェクトをインポートする

  1. 「ファイル」>「新規プロジェクト」を選択します。
  2. 「カテゴリ」から「Java ME」を選択します。「プロジェクト」の下で「Import CDC Toolkit Project」を選択し、「次へ」をクリックします。
  3. 「CDC Toolkit プロジェクトを指定」プロジェクトページで、インポートするプロジェクトを参照して選択します。「次へ」をクリックします。
  4. 「名前と場所」ページで新しいプロジェクト用のホームと場所を選択します。主プロジェクトにする場合は、「主プロジェクトとして設定」チェックボックスを選択されているまま残して、「次へ」をクリックします。
  5. 「デフォルトプラットフォームの選択」ページで、プロジェクトのコンパイルと実行に IDE が使用するエミュレータプラットフォームを設定し、「完了」をクリックします。
  6. プロジェクトをテストするには、「プロジェクト」タブでそのプロジェクトのノードを右クリックし、「プロジェクトを実行」を選択します。
関連項目
プロジェクトの手順
Java ME MIDP のテンプレート
MIDP プロジェクト構成について
前処理について

著作権と商標について