MIDP アプリケーションは MIDlet と呼ばれます。記述子ファイル () およびアーカイブファイル (JAR) とともにパッケージングされて MIDlet スイートを構成する、特定の構造の Java クラスファイルであるためです。
IDE は MIDP アプリケーションを MIDP プロジェクトとして管理します。このため、IDE は MIDP アプリケーションの基本単位または MIDlet スイートの Java クラスファイルとして、 MIDlet を参照します。
MIDlet は、javax.microedition.midlet.MIDlet
クラスを拡張し、アプリケーション管理ソフトウェア () によって呼び出されるメソッドを定義します。
MIDlet の構造とライフサイクルを定義する 3 つの抽象メソッドがあります。
startApp()
。MIDlet は必要なリソースを獲得し、アプリケーションを初期化する アクティブ 状態を開始します。pauseApp()
。MIDlet は停止し、 一時停止 状態になります。この状態では、MIDlet は非アクティブになります。destroyApp()
。MIDlet は 破棄 状態になります。この状態では、MIDlet はすべてのリソースを解放し、持続的なデータがあれば保存して動作を終了します。