転送レジストリエントリの追加
関連項目
転送レジストリを使用すると、受信したネットワーク接続に応じて MIDlet を起動できます。MIDlet が転送通知を登録すると、デバイスソフトウェアは受信ネットワーク接続を待ち受け、必要に応じて MIDlet を起動するよう指示されます。
- 転送レジストリ構成は、プロファイルバージョンが MDP 2.0 に設定されているプロジェクトでのみ利用可能です。プロジェクトプロファイルバージョンの設定については、プラットフォームプロパティーのカスタマイズを参照してください。
「転送レジストリ」プロパティーページを開く
- 「ファイル」>「< アクティブプロジェクト名 > のプロパティー」を選択します。
「プロジェクトプロパティー」ダイアログが開きます。
- 左の区画で「転送レジストリ」を選択します。
転送レジストリに MIDlet を登録する
- 「転送レジストリ」プロパティーページを開きます。
- 「追加」をクリックして新規 MIDlet を追加し、「転送レジストリエントリの追加」ダイアログに次の情報を入力します。
- クラス名。MIDlet のクラス名。
- 送信側 IP。 関連付けられた MIDlet を起動できる、有効な送信側。値がワイルドカード (
*
) の場合、あらゆるソースからの接続が受け付けられます。データグラムまたはソケット接続を使用する場合は、値には IP アドレスを指定することができます。
- 接続文字列。 接続プロトコルおよびポート番号を特定する接続文字列を指定します。
MIDlet スイートの Java アプリケーション記述子 (JAD) ファイルに転送レジストリキーが自動的に生成され、属性として表示されます。JAD ファイルを表示するには、左の区画で「アプリケーション記述子」ノードの下の「属性」を選択します。
- 転送レジストリを使用するには、転送レジストリ API へのアクセス権、
javax.microedition.io.PushRegistry
も必要です。API アクセス権は、「プロジェクトプロパティー」の「 API アクセス権 」ページで処理されます。
それぞれのキー指定名は一意で MIDlet-Push-<n>
の形式です。<n>
は 1 から始まり、登録のたびに 1 ずつ増えます。1 つの MIDlet スイートに複数の転送登録を行うことができます。
転送レジストリエントリを編集する
- 「転送レジストリ」プロパティーページを開きます。
- 「編集」ボタンをクリックします。
- 「転送レジストリの編集」ダイアログで、上記の説明のようにフィールドを編集します。
転送レジストリエントリを削除する
- 「転送レジストリ」プロパティーページを開きます。
- 表で転送レジストリエントリを選択し、「削除」ボタンをクリックします。
転送レジストリエントリの表示順序を変更する
- 「転送レジストリ」プロパティーページを開きます。
- リストから転送レジストリエントリを選択します。
- 「上へ移動」または「下へ移動」ボタンをクリックします。
転送レジストリの使用法の詳細は、次を参照してください。
- 関連項目
- 転送レジストリについて
- MIDP プロジェクトプロパティー:「転送レジストリ」
著作権と商標について