Java ME Web サービスクライアントファイルの更新
関連項目
「Java ME Web サービスクライアント」ウィザード または「モバイルクライアントから Web アプリケーションへの接続」ジェネレータを使用して、MIDP クライアント/サーバー接続を作成できます。
作成されたクライアントおよび接続ファイルを手動で編集することはできません。ただし、設定ファイルを使用すれば、ファイルの設定を変更して再生成できます。設定ファイルは、元のアプリケーションを生成したときにエディタに表示されるか、あるいは「エディタ」ウィンドウで設定ファイルを開くと表示されます。
設定ファイルを開く
「ファイル」または「プロジェクト」ウィンドウでプロジェクトを展開し、適切なノード ( .wsclient
ファイル) をダブルクリックします。
「エディタ」ウィンドウに Web サービスの設定ファイルが表示されます。
生成されたファイルに変更を加える
アプリケーションが使用するサービスの選択内容を変更したり、次のフィールドを編集したりできます。
- クライアント情報。この情報は編集できません。
- クライアントオプション。
- スタブを生成。エクスポートされるサービスごとに、クライアント側にスタブメソッドを生成します。メソッド名はクラス名に反映されます。たとえば HelloService を使用して sayHello() メソッドがエクスポートされます。生成されたスタブメソッドは、クライアントに example_HelloService_ () というメソッドを作成します。このオプションが選択されていない場合、クライアントにはメソッドが 1 つだけ生成されます。
このオプションを選択すると、グループ化された複数の呼び出しが行われ、クライアントクラス側の getGroupedResults() メソッドが呼び出されたあとで、サーバーが呼び出されます。1 回の HTTP 要求または応答ですべてのメソッド呼び出しが起動されます。メソッドは呼び出された順に起動されます。結果は列挙オブジェクトで返されます。
サーバー呼び出しで例外が発生した場合、 getGroupedResults() を呼び出したときにその例外はスローされます。グループ化呼び出しのシーケンスで例外がスローされると、その例外のあとの呼び出しは処理されません。
- 浮動小数点を許可。 float および double データ型を有効にします。
- CLDC 1.1 の型を CLDC 1.0 の型に変換する必要がある場合は、float および double 型を string 型変数に変換する必要があります。この変換を行うには、設定パネルで「浮動小数点を許可」チェックボックスを選択します。(一部インスタンスで、このフィールドが使用できないことがあります)。
アプリケーションを再生成する
- 「スタブを生成」ボタンをクリックして、スタブクラスを再生成します。
- ローカルの WSDL ファイルを削除または更新した場合は、WSDL ファイルを再表示する必要があります。
WSDL ファイルを再表示する
- 「WSDL を再表示」ボタンをクリックします。
WSDL ファイルを変更した場合は、ローカルの WSDL ファイルを変更して、スタブファイルを更新するかどうか問い合わせがあります。
- プロキシサーバーを使用する場合は、メインメニューから「ツール」>「オプション」を選択して、プロキシを設定する必要があります。
- 3 層アプリケーション (「モバイルクライアントから Web アプリケーションへの接続」ジェネレータによって生成されたアプリケーション) を再生成する場合は、アプリケーションを構築して再配備する必要があります。
- 関連項目
- MIDP アプリケーションと Web サービスとの接続
- Java ME Web サービス (JSR-172) クライアントの作成
- 3 層モバイル Web サービスクライアントの作成
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