Java ME プロジェクトの作業手順

NetBeans IDE は、Java ME、CLDC、MIDP、および CDC のテクノロジに対応したモバイルデバイス向けに、コーディング、テスト、およびアプリケーションの配備をサポートしています。次の表ではモバイルアプリケーションの開発ライフサイクルを説明しています。

(1)
プロジェクトとプロジェクト構成を作成する
  1. 作成するプログラミングに 最適なテンプレート を使用してプロジェクトを作成します。
  2. プロジェクトを構成します。「新規プロジェクト」ウィザードやプロジェクトプロパティーを使用して複数の構成を作成すると、さまざまなプラットフォームとデバイスにアプリケーションを同時に構築および配備できます。

(2)
デザインおよびコーディングを行う

  • CLDC/MIDP アプリケーションの場合、ビジュアルモバイルデザイナのドラッグ&ドロップのインタフェースを使用して、アプリケーションのワークフローと GUI をデザインします。
  • CLDC/MIDP ウィザードでは、Web サービスを利用するアプリケーションを作成できます。
  • 必要に応じて、プリプロセッサブロックを使用して各構成のデバイス固有のコードを追加したり、アビリティーを使用してこれらの構成を追跡したりできます。
  • CDC アプリケーションの場合、IDE の GUI ビルダーを使用してアプリケーションのインタフェースをデザインできます。

(3)
テストおよびデバッグをする
  1. デバイスエミュレータ上で 1 つのプロジェクト構成を実行するには「実行」>「主プロジェクトを実行」と選択します。また、代替のデバイスエミュレータをすばやくテストするには、プロジェクトを右クリックして「指定して実行」を選択します。
  2. コードに ブレークポイント または ウォッチポイント を設定します。
  3. 「デバッグ」>「主プロジェクトをデバッグ」を選択するか、任意のプロジェクトを右クリックして「プロジェクトをデバッグ」を選択します。実行中のプロセスをデバッガに接続 することもできます。
  4. プログラムをステップごとに実行します

(4)
構築する
  1. 「構築」>「主プロジェクトを構築」を選択します。
  2. 複数のデバイス向けの JAR ファイルを一度に作成するには、プロジェクトを右クリックして「バッチ構築」を選択します。

(4)
配備する
  1. プロジェクトのプロパティーを使用して、各構成の配備オプションを設定します。
  2. 同一プロジェクトの複数の構成を配備するには、プロジェクトで右クリックして「バッチ配備」を選択します。

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